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わざ‐わざ【態】🔗🔉

わざ‐わざ【態】 期待できる以上の手間暇をかけるさま。 「━忘れ物を届けてくれた」 「━作らせた特注品」 しなくてもいいことを意図的に行うさま。わざと。故意に。 「━意地悪をすることはないじゃないか」 は行為者へのねぎらいを、は非難を表す。「わざわざ/わざと不良品を買うことはない」では、ともに非難を表すが、「わざわざ」は行為者の意図とともにその手間に、「わざと」は行為者の意図に注目していう。

わ‐さん【和算】🔗🔉

わ‐さん【和算】 中国から伝来した古代算法をもとに、日本で発達した数学。江戸時代、関孝和せきたかかずらによって大成した。 ◇明治以降、西洋数学を洋算と呼んだのに対していう。

わ‐さん【和讃】🔗🔉

わ‐さん【和讃】 仏教の教えや仏・菩ぼさつの徳をやさしい日本語でたたえた歌謡。多くは七五調四句で構成される。

わ‐さんぼん【和三盆】🔗🔉

わ‐さんぼん【和三盆】 日本で作る上等の砂糖。粒子が細かく、高級和菓子の材料に用いる。香川県・徳島県の特産。 ◇中国産の砂糖を唐とう三盆と呼んだのに対していう。

わし【鷲】🔗🔉

わし【鷲】 タカ目の鳥のうち、大形の猛禽もうきんの総称。先の鋭く曲がったくちばしと爪をもち、鳥・小獣などを捕食する。オオワシ・イヌワシ・オジロワシ・カンムリワシなど。 ◇小形のものを「たか」というが、分類上の区別ではない。

わ‐し【和紙】🔗🔉

わ‐し【和紙】 日本古来の製法による手漉きの紙。ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靱皮じんぴ繊維を原料とする。鳥の子・美濃紙・奉書紙・檀紙など。わがみ。 ⇔洋紙

わし【儂(私)】🔗🔉

わし【儂(私)】 一人称の人代名詞同等以下の相手に対し、自分を指し示す語。 「━が相談に乗ろう」 ◇「わたし」の転。多く男性が使う。 関連語 大分類‖人称‖にんしょう 中分類‖わたくし・わたし‖わたし

明鏡国語辞典 ページ 6610