複数辞典一括検索+
え・る【▽彫る・▼雕る・▼鐫る】ヱル🔗⭐🔉
え・る【▽彫る・▼雕る・▼鐫る】ヱル

他五
ほる。彫刻する。
えぐる。くりぬく。






え・る【▽選る・▼
る】🔗⭐🔉
える【得る】🔗⭐🔉
える【得る】

動下一

他
有益な物事を手に入れる。自分のものにする。獲得する。
「優勝して賞金を━」
「協力者を得て事業を始める」
「収入を━」
「書物から情報を━」
「権利を━」
好ましくない物事を身に受ける。
「病を得て郷里に帰る」
「罪を得て遠島の身となる」
あることがきっかけとなって、力や想念・霊感などが与えられる。それを自分のものとする。
「激励のことばに力を━」
「成功に自信を得て次作に取りかかる」
「撤退もやむなしとの結論を━」
「解散は必至という感触を━」
「霊感を得て詩作に興じる」
相手から許諾や賛同などを受ける。
「会長から許可を━」
「貴兄の御了承を得て大慶に存じます」
「スタッフの信頼を━」
「所長の裁可さいかを
得る/経へる」は、音義が類似して紛れやすいが、前者は裁可を受ける意。後者は裁可を経由する意(所長の裁可を経て実施に移る)。
〔多く慣用句的に〕その時期・場所・気持ちなどにうまくかなっている。うまくあてはまっている。しっくりくる。また、満足すべき結果になる。
「時宜を得た(=タイミングがぴったりの)企画」
「所を得て存分に活躍する」
「当を得た(=理屈にかなった)答え」
「中庸を得た意見」
「簡にして要を得た(=要点を押さえた)答弁」
「要領を得ない話だ」
「事なきを得た(=大事に至らずにすんだ)」
《活用語の連体形+「(こと)を━」の形で》可能の意を表す。
「相まみえる(こと)を得ず」
「解散もやむを得ない」
「話さざるを得ない」
◆
は漢文訓読から出た言い方。
《動詞の連用形に付いて複合動詞をつくる》可能の意を表す。…できる。…うる。
「言い得て妙」
「通常では起こり得ないことだ」
◆
は、獲得する意では「獲る」と書くこともある。
は、かな書きも多い。
→うる(得)
う(下二)
関連語
大分類‖得る‖える
中分類‖所有‖しょゆう

























明鏡国語辞典 ページ 713。