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お【尾】🔗🔉

お【尾】 動物の尻から長くのびている部分。しっぽ。 「犬が━を振る」 「ツバメの━」 「━を垂れる」 「虎の━を踏む」 「犬が西向きゃ━は東(=当然すぎるほど当然のこと)」 尾のように長くのびたもの。 「凧たこ[彗星すいせい・峰]の━」

尾に付・く🔗🔉

尾に付・く 人の言動をきっかけにして、ある動作をしたりものを言ったりする。 「彼がそう言うと、その━・いて、彼女も言った」

尾を引・く🔗🔉

尾を引・く 物事が過ぎ去った後まで名残が続く。影響が残る。 「昨日の酒が━・いている」 「初戦を落としたショックが━」 ◇しっぽのように後ろに長くのばす意から。 「引く」は、「曳く」とも。

尾を振・る🔗🔉

尾を振・る 相手の気に入るようにふるまう。しっぽを振る。 「敵に━」

お【麻・苧】🔗🔉

お【麻・苧】 〔古い言い方で〕アサまたはカラムシ。また、その茎の繊維から作った糸。

お【緒】🔗🔉

お【緒】 細長いひも。 「勝って兜かぶとの━を締めよ(=成功したからといって気をゆるめずに、さらに慎重になれというたとえ)」 「堪忍袋かんにんぶくろの━が切れる」 「臍へその━」 履物にすげて足にかけるひも。 「下駄げたの━」 「草鞋わらじの━」 楽器や弓に張る糸。弦。 「琴の━」 長く続くもの。 「息の━」 「玉の━(=いのち)」

🔗🔉

驚いたときや急に気づいたときに発する語。おっ。 「━、ブレーキがきかない」 「━、雪が降ってきた」 「━、太郎じゃないか」

お【小】🔗🔉

お【小】 接頭 《名詞に付いて》小さい、細かい、の意を表す。 「━川・━舟おぶね 《名詞に付いて》語調をととのえ、表現をやわらげる。 「━田・━笹おざさ 《用言に付いて》少し、わずか、の意を表す。 「━暗い・━止み」

明鏡国語辞典 ページ 742