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あと【跡・痕(址)】🔗🔉

あと【跡・痕(址)】 何かが通っていったしるしとして残るもの。 「人が歩いた━がある」 「犯人の━を追う」 「車輪の━が残っている」 「━をつける(=尾行する)」 ある物事が起こったり行われたり(あるいは、あるものが存在したり)したしるしとして残るもの。 「書き直した━がある」 「手術の━が痛々しい」 「努力の━がうかがえる」 「犯行の━を絶つ」 「先人の━(=事績)を尋ねる」 「城の━」 跡目あとめ。家督かとく。 「山田家の━を継ぐ」 「━を取る」 ◆「足」の意という。 ともに、一般には「跡」を使う。の「跡を追う」を「後を追う」と書くと、後方から追いかける意となる(「逃げる犯人の後を追う」)。「跡を絶つ」も「後を絶つ」と書くと、痕跡がなくなる意から後続が絶える意となる(「事故が後を絶たない」)。では、「痕」は根絶できないあと(特に、傷あと)、くっきりと残ったあとの意で、「弾丸の痕(弾痕)」「墨の痕(墨痕)」「血の痕(血痕)」「傷の痕(傷痕)」などと好まれる。「址」は建物のあとの意で、「城の址」などとも書くが、今は「跡」でまかなう。の「跡を継ぐ」は「後を継ぐ」と書くと、後継者の意となる(「社長の後を継ぐ」)。

こん【痕】🔗🔉

こん【痕】 (造) きずあと。 「刀━」 あとに残ったしるし。 「━跡」 「血━・弾━・墨━」

こん‐せき【痕跡】🔗🔉

こん‐せき【痕跡】 過去に何事かがあったことを示すあと。あとかた。 「誰かが侵入した━がある」

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