複数辞典一括検索+
【寄】🔗⭐🔉
【寄】
11画 宀部 [五年]
区点=2083 16進=3473 シフトJIS=8AF1
《常用音訓》キ/よ…せる/よ…る
《音読み》 キ
〈j
〉
《訓読み》 よる/よせる(よす)
《名付け》 より
《意味》
{動}よる。よりかかる。もたれる。また、たよりにする。〈類義語〉→倚イ。「身亡所寄=身寄ル所ヲ亡フ」〔→列子〕
{動}よる。やどる。よりかかってとまる。人をたよってやっかいになる。「寄食」「芳心寂寞寄寒枝=芳心寂寞トシテ寒枝ニ寄ル」〔→曾鞏〕
{動}よせる(ヨス)。人に任せて世話してもらう。あずける。「寄託」「可以寄百里之命=モッテ百里ノ命ヲ寄スベシ」〔→論語〕
{動}よせる(ヨス)。送り届ける。「臨別殷勤重寄詞=別レニ臨ンデ殷勤ニ重ネテ詞ヲ寄ス」〔→白居易〕
{動}〔俗〕手紙・金・品物などを送る。「寄信チイシン(手紙を送る)」
〔国〕
よる。そばに近づく。「近寄る」
よせる(ヨス)。あわせる。そばに集める。「寄せ算」「客寄せ」
《解字》
会意兼形声。奇は「大(ひと)+音符可」の会意兼形声文字で、からだが一方にかたよった足の不自由な人。平均を欠いて、片方による意を含む。寄は「宀(いえ)+音符奇」で、たよりとする家のほうにかたより、よりかかること。
《単語家族》
倚イ(よる)
椅イ(よりかかるいすや、もたれ木)と同系。
《類義》
→憑
《熟語》
→熟語
→下付・中付語












漢字源 ページ 1244 での【寄】単語。