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【挑】🔗🔉

【挑】 9画 部 [常用漢字] 区点=3609 16進=4429 シフトJIS=92A7 《常用音訓》チョウ/いど…む 《音読み》 チョウ(テウ)〈tio・tio〉/トウ(タウ)〈to〉 《訓読み》 いどむ/かかげる(かかぐ)/えらぶ/になう(になふ)/はねる(はぬ) 《意味》 {動}いどむ。こちらからしかける。静かにしているものを引っかけて起こす。「挑発」「願与漢王挑戦決雌雄=願ハクハ漢王ト戦ヒヲ挑ンデ、雌雄ヲ決セン」〔→史記{動}かかげる(カカグ)。灯火のしんをひっかけて上に出す。「挑灯=灯ヲ挑グ」「孤灯挑尽未成眠=孤灯挑ゲ尽クシテ、イマダ眠リヲ成サズ」〔→白居易{動}えらぶ。めぼしいすぐれたものをえらび出す。「挑選」「大挑ダイチョウ(進士落第者中からめぼしい人を抜き出して任官させた、清シン代の制度)」 {動}になう(ニナフ)。天びん棒の両端に引っかけてになう。▽平声に読む。〈類義語〉→担タン{動}はねる(ハヌ)。軽々とはねてとぶ。〈類義語〉→跳。 《解字》 会意兼形声。兆チョウは、亀甲キッコウ・獣骨を焼いて占うとき、ぱんと割れめが生じたさまを描いた象形文字。割れて離れる意を含む。挑は「手+音符兆」で、くっついているものを離すこと。ぴんとはねて離す意に用いる。→兆 《単語家族》 逃トウ(離れ去る)桃トウ(二つに割れる、もも)と同系。 《類義》 →仕 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1844 での単語。