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【擾】🔗🔉

【擾】 18画 部  区点=3081 16進=3E71 シフトJIS=8FEF 《音読み》 ジョウ(ゼウ)/ニョウ(ネウ)〈ro〉 《訓読み》 みだす/みだれる(みだる)/わずらわしい(わずらはし)/ならす/なれる(なる) 《意味》 {動}みだす。みだれる(ミダル)。ずるずるとかき回す。うるさくじゃまをして、みだす。「騒擾ソウジョウ」「擾乱ジョウラン」「其勢足以相擾而不足以相斃=ソノ勢ヒモッテアヒ擾スニ足レドモ、モッテアヒ斃スニ足ラズ」〔→蘇轍{形}わずらわしい(ワズラハシ)。じゃまをしてうるさい。また、騒がしい。〈類義語〉→鬧ノウ/ドウ→繞ジョウ(まといつく)。「擾擾ジョウジョウ(ごたごたと騒がしい)」 {動}ならす。なれる(ナル)。じゃれつく。また、じゃれるように、なつかせる。「擾竜=竜ヲ擾ス」 《解字》 会意兼形声。右側の部分はもと人の子どもの形に似たさるを描いた象形文字。狃ジュウとも書き、人にじゃれつくさるのこと。擾は、もとそれを音符とし、手を加えた字で、人になれたさるのように、うるさくじゃますること。のち音符を憂に書き誤り、擾と書くようになった。 《単語家族》 狃(なれる、まといつく)鬧ノウ・ドウ(うるさい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1927 での単語。