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【案】🔗🔉

【案】 10画 木部 [四年] 区点=1638 16進=3046 シフトJIS=88C4 《常用音訓》アン 《音読み》 アンn〉 《訓読み》 つくえ/かんがえる(かんがふ)/やすんずる(やすんず)/あん/あんずる(あんず) 《意味》 {名}つくえ。上からおさえて、もたれかかるつくえ。〈類義語〉→机。「机案」 アンズ{動}上から下へとおさえる。〈同義語〉→按。「案剣=剣ヲ案ズ」 アンズ{動}かんがえる(カンガフ)。あちこちおさえてみることから、よくかんがえる、しらべるの意。「考案」「案出」 アンズルニ{動}文章の冒頭につけて「かんがえてみると」の意をあらわす。自分の意見をのべるときの書き出しのことば。 {名}あちこち念をおしてかんがえたこと。かんがえ。「原案」 {名}公文書や裁判の書類。「案巻アンケン(公文書や、試験の答案)」「公案(判決書→裁判事件)」 {動}やすんずる(ヤスンズ)。上から下へとおさえて落ち着ける。やすらかにする。おだやかに落ち着く。〈同義語〉→安。「案堵アンド(=安堵。住居に落ち着く→安心する)」 〔国〕あん。計画。また、下書き。「案を立てる」あんずる(アンズ)。心配する。 《解字》 会意兼形声。安は「宀(やね)+女」の会意文字で、女性を家に落ち着けたさまをあらわす。案は「木+音符安」で、その上にひじをのせておさえる木のつくえ。→安 《単語家族》 按(上から下へとおさえる)晏アン(日が上から下へとさがる)と同系。 《類義》 机は、四角い足つきのつくえ。→考 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2228 での単語。