複数辞典一括検索+

【氏】🔗🔉

【氏】 4画 氏部 [四年] 区点=2765 16進=3B61 シフトJIS=8E81 《常用音訓》シ/うじ 《音読み》 /ジ〈sh〉/〈zh〉 《訓読み》 うじ(うぢ)/し 《名付け》 うじ・へ 《意味》 {名}うじ(ウヂ)。中国で、同じ女性先祖から出たと信じられた古代の部族集団(姓)のうち、住地・職業、または兄弟の序列などによってわかれた小集団のこと。また、その小集団の名の下につけることば。「太史氏」「孟孫氏」 {名}うじ(ウヂ)。古代には貴族の家がらの者の家の名の下につけることば。また、のち姓と氏とを混同し、すべて家の血統をあらわす名の下につけることば。 {名}王朝名や国名の下につけることば。その王朝や国をたてた家の名の下につけたり、また、王朝名や国名そのものに氏をつけたりして呼ぶ。「劉氏リュウシ(漢の王朝)」「李氏リシ(唐の王朝)」 {名}結婚した女性の実家の姓の下にそえて、出身を示すことば。「焦仲卿の妻劉氏リュウシ」 「閼氏エンシ」とは、匈奴キョウド王の正妻の称号。 〔国〕うじ(ウヂ)。家の名の下につけることば。うじ(ウヂ)。その土地の神社に奉仕する共同体の仲間。「氏子ウジコ」し。人の名字または氏名の下につけて、敬意をあらわすことば。▽普通は、男につける。し。人をあらわすことば。「両氏」 《解字》 象形。氏はもと、先の鋭いさじを描いたもので、匙シ(さじ)と同系。ただし古くより伝逓の逓テイ(つぎつぎと伝わる)に当て、代々と伝わっていく血統をあらわす。 《類義》 →族 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2417 での単語。