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【佩文韻府】🔗⭐🔉
【佩文韻府】
ハイブンインプ〈書物〉一〇六巻。拾遺一〇六巻。清シンの康
コウキ帝の勅撰。1711年(拾遺は1716年)成立。韻で配列した類書(百科全書)。本書は康
帝が張玉書ほか七五人の学者に編集させ、欽定の名をつけて出版したものである。佩文の名は、康
帝の書斎の名である佩文斎から取ったという。その体裁は、四声(平・上・去・入声)一〇六韻(東・冬・江など)に分け、一韻を一巻とし、韻字ごとに、二字、三字、四字の熟語を順に並べ、熟語ごとに古典における使用例を豊富に集めている。もともと詩家の用に供する主旨でつくられた書であり、事実多くの人が詩を作るさいに本書を利用してきたのであるが、今日では、もっぱら故事熟語の意味を検索するための大辞典という性格をもたされている。
コウキ帝の勅撰。1711年(拾遺は1716年)成立。韻で配列した類書(百科全書)。本書は康
帝が張玉書ほか七五人の学者に編集させ、欽定の名をつけて出版したものである。佩文の名は、康
帝の書斎の名である佩文斎から取ったという。その体裁は、四声(平・上・去・入声)一〇六韻(東・冬・江など)に分け、一韻を一巻とし、韻字ごとに、二字、三字、四字の熟語を順に並べ、熟語ごとに古典における使用例を豊富に集めている。もともと詩家の用に供する主旨でつくられた書であり、事実多くの人が詩を作るさいに本書を利用してきたのであるが、今日では、もっぱら故事熟語の意味を検索するための大辞典という性格をもたされている。
漢字源 ページ 265 での【佩文韻府】単語。