複数辞典一括検索+

【胡】🔗🔉

【胡】 9画 肉部 [人名漢字] 区点=2453 16進=3855 シフトJIS=8CD3 《音読み》 コ/グ/ゴ/ウ〈h〉 《訓読み》 ひげ/えびす/なに/なんぞ/なんの 《名付け》 ひさ 《意味》 {名}ひげ。垂れさがったあごの肉。また、転じて、垂れてあごをおおったひげ。「胡鬚コシュ(ひげ)」 {動・形}全体に大きくかぶさる。うわべをぼやかす。ぼやけていてあいまいなさま。いいかげんな。▽糊コ(表面をおおい隠す上ぬり)に当てた用法。「胡塗コト(=糊塗。ぼやかす、いいかげん)」「胡言コゲン」 {名}えびす。中国の北方や西方に住む遊牧民族の総称。北狄ホクテキ。▽もと、あごひげの長い人種の意。「胡人コジン」「五胡ゴコ(匈奴キョウド・鮮卑・羯ケツ・テイ・羌キョウなどの北方民族)」 {形}中国の北方・西方など、外地の産物であることをあらわすことば。「胡椒コショウ」「胡瓜コカ(きゅうり)」「胡麻ゴマ」「胡琴(西方から渡来した、弓でひく弦楽器)」 {疑・副}なに。なんぞ。なんの。なに、どうしてなどの意をあらわすことば。▽何に当てた用法。「胡為…=ナンスレゾ…」「胡不帰=ナンゾ帰ラザル」〔→陶潜〕 《解字》 形声。「肉+音符古」で、大きく表面をおおい隠す意を含む。古はたんに音をあらわし、原義(ふるい)には関係がない。 《単語家族》 湖(大きく地表をおおうみずうみ)糊コ(表面をぬり隠す)などと同系。 《類義》 須・鬚シュは、柔らかいあごひげ。髭シは、ぎざぎざとした短いひげ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 3602 での単語。