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【鈔】🔗🔉

【鈔】 12画 金部  区点=7868 16進=6E64 シフトJIS=E7E2 《音読み》 ショウ(セウ)/ソウ(サウ)〈cho/cho〉 《訓読み》 かすめる(かすむ)/うつす 《意味》 ショウス{動}かすめる(カスム)。表面にあるものをさっとかすめとる。〈同義語〉→抄。「寇鈔コウショウ(侵入軍が略奪する)」 {動}財産を没収する。「査鈔サショウ」 ショウス{動}うつす。もとの書物からうつしとる。また、もとの物から要点をうつしとる。〈同義語〉→抄。「鈔写ショウシャ」 {名}もとのものからうつしとって控えとする書物や書類。ぬきがき。うつし。〈同義語〉→抄。「詩鈔シショウ」「鈔本ショウホン」 {名}紙幣。さつ。▽印刷して、版型の表面をさっとうつしとったの意。札の印刷は金・元ゲン時代にはじまった。去声に読む。「鈔票ショウヒョウ」 〔国〕注釈書。〈同義語〉→抄。「万葉鈔」 《解字》 会意兼形声。「金+音符少(けずる)」。 《単語家族》 澡ソウ(水で表面をさっと洗い落とす)繰ソウ(まゆの表面からさっと糸を引く)と同系。抄ショウ(表面をけずる、かすめとる)と、ほとんど同じ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4598 での単語。