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【陋】🔗🔉

【陋】 9画 阜部  区点=7991 16進=6F7B シフトJIS=E89B 《音読み》 ロウ/ル〈lu〉 《訓読み》 せまい(せまし)/せましとする(せましとす) 《意味》 ロウナリ{形}せまい(セマシ)。小さくせまくるしい。ちぢんでゆとりがない。〈対語〉→寛。「陋巷ロウコウ(せまい小路)」「陋屋ロウオク」 ロウトス{動}せましとする(セマシトス)。せま苦しいと思う。いやしいと思う。 ロウナリ{形}せまい(セマシ)。心や知識がせまい。身分がいやしい。せせこましくてみにくい。〈対語〉→雅ガ。「浅陋センロウ(知恵がせまい)」「卑陋ヒロウ(いやしい)」 ロウナリ{形}そまつなさま。「簡陋カンロウ」 《解字》 会意兼形声。丙の原字は、しりを左右に開いたさま。陋の右側は、丙にL印のわくをはめ、足さえ左右に開けないほどのせまさをあらわした。陋はそれを音符とし、阜(土盛りしたかべ)を加えた字で、土かべに囲まれて、足も開けないほどせまいようすをあらわす。せまくちぢんだ、の意を含む。 《単語家族》 窶ロウ(貧しくてちぢこまる)僂ロウ(ちぢこまって背中が曲がっていること)などと同系。 《類義》 →狭 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4736 での単語。