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【陥】🔗🔉

【陥】 10画 阜部 [常用漢字] 区点=2057 16進=3459 シフトJIS=8AD7 【陷】旧字人名に使える旧字 11画 阜部 区点=7992 16進=6F7C シフトJIS=E89C 《常用音訓》カン/おちい…る/おとしい…れる 《音読み》 カン(カム)/ゲン(ゲム)〈xin〉 《訓読み》 おちいる/おとしいれる(おとしいる) 《意味》 {動}おちいる。おとしいれる(オトシイル)。穴におちこむ。また、穴におちこませる。地面がへこむ。また、地面をへこませる。「有車陥于濘=車有リテ濘ニ陥ル」〔→新唐書{動}おちいる。おとしいれる(オトシイル)。罪・苦しみにはまりこんで、よくない状態になる。また、そのようにしむける。わなにかける。「君子可逝也、不可陥也=君子ハ逝カシムベキナリ、陥ルベカラザルナリ」〔→論語{動}おちいる。おとしいれる(オトシイル)。城などを敵に攻めおとされる。また、敵の城などを攻めおとす。「故戦常陥堅=故ニ戦ヘバ常ニ堅ヲ陥ル」〔→史記{名}おとし穴。〈類義語〉→坎カン。「陥穽カンセイ」「機陥(おとしあなのしかけ)」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音エン・カン)は「人+臼(穴の形)」の会意文字で、穴の中へ人がおちこむことを示す。陷はそれを音符とし、阜(土もり)を加えた字で、土の穴におちること。 《単語家族》 怯キョウ(しりごみする)欠ケン(からだをくぼめてあくびをする)坎カン(くぼんだあな)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4738 での単語。