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【需】🔗🔉

【需】 14画 雨部 [常用漢字] 区点=2891 16進=3C7B シフトJIS=8EF9 《常用音訓》ジュ 《音読み》 ジュ/シュ/ス〈x〉 《訓読み》 もとめる(もとむ)/もとめ/まつ/よわい(よわし) 《名付け》 まち・みつ・もと・もとむ・もとめ 《意味》 {動}もとめる(モトム)。あれがあったらと、まちもとめる。また、あてにしてまつ。〈同義語〉→須。〈対語〉→給。「必需(=必須)」「需要」「相需=アヒ需ム」 {名}もとめ。あてにしてまちもとめるもの。〈対語〉→給。「需給」「供需(もとめに応じて提供する)」 {動}まつ。何かをあてにしてためらう。〈類義語〉→疑。「需事之下也=需ツハ事ノ下ナリ」〔→左伝{名}周易の六十四卦カの一つ。乾下坎上ケンカカンショウの形で、下が強く表面が弱いことをあらわす。また、困難に出あって、むりをせず、好機をまつとの意を示す。 {形}よわい(ヨワシ)。しっとりとして柔らかい。▽儒ジュ(柔弱)や懦ダ(しぶる)に当てた用法。「其需弱者来使=ソノ需弱ナル者来使ス」〔→国策{形}しっとりぬれて、動きがにぶるさま。▽濡ジュに当てた用法。 《解字》 会意。而は、柔らかなひげ(または、ひも)の垂れたさまを描いた象形文字。需は「雨+而(柔らか)」で、雨水にしっとりぬれて柔らかくなり、動きがにぶること。しっとりとぬれて動かず、何かをあてにしてまつ意。 《単語家族》 濡(ぬれる)襦ジュ(柔らかい下着)孺ジュ(からだの柔らかい子ども)などと同系。また、須シュ(柔らかいひげ)とまったく同じことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4838 での単語。