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【嚮】🔗🔉

【嚮】 19画 口部  区点=5176 16進=536C シフトJIS=9A8C 《音読み》 キョウ(キャウ)/コウ(カウ)〈xing〉 《訓読み》 むかう(むかふ)/さき 《意味》 {動}むかう(ムカフ)。むこうへ動いて去る。〈同義語〉→向。「嚮導キョウドウ(目標めざして導く)」 {名・副}さき。過ぎ去ったとき。また、むこうに過ぎ去った意をあらわすことば。「嚮者サキニ」「嚮之憑恃険阻者=嚮ノ険阻ヲ憑恃セシモノ」〔→欧陽脩〕 《解字》 会意兼形声。向は、窓穴から空気がむこうへ抜け去るさま。郷は、ごちそうをはさんで、左右から人がむかいあうさまを示す。嚮は「向キョウ+郷キョウ」で、どちらを音符と考えてもよい。むかう、むこうの方角へ動いて去るの意を含む。 《単語家族》 饗キョウ(むかいあって食事する)響(音がむこうへ流れ去る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 872 での単語。