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【培】🔗🔉

【培】 11画 土部 [常用漢字] 区点=3961 16進=475D シフトJIS=947C 《常用音訓》バイ/つちか…う 《音読み》 バイ/ベ/ハイ〈pi〉/ホウ/ブ〈bu〉 《訓読み》 つちかう(つちかふ)/のる/のせる(のす) 《名付け》 ます 《意味》 {動}つちかう(ツチカフ)。草木の根もとに土を乗せかけて育てる。転じて、広く草木を栽培する意となる。また、素質・能力を養い育てる。▽訓の「つちかふ」は「つち(土)かふ(支柱をかう)」の意。「其培之也、若不過焉則不及=ソノコレヲ培フヤ、モシ過ギズンバスナハチ及バズ」〔→柳宗元{名}のせかけた土。「其培欲平、其土欲故=ソノ培ハ平ラカナルコトヲ欲シ、ソノ土ハ故キコトヲ欲ス」〔→柳宗元{動}のる。のせる(ノス)。ある物の上にのりかかる。のせかける。「而後乃今培風背負青天=シカル後、乃今風ニ培リ、背ニ青天ヲ負フ」〔→荘子{名}ふっくらとした丘。まるくふくれた塚ツカ。 《解字》 形声。右側の字が音をあらわす。草木の根が露出しないように土をのせかけること。会意兼形声。右側の字(音ホウ)は、まるくふくれる意を含む。培はそれを音符とし、土を加えた字で、まるくふくれた土盛り。 《単語家族》 陪バイ(寄り添う)副(主たる者に寄り添う)倍(もう一つのせ加える)と同系。菩ホウ(ふくれたつぼみ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 950 での単語。