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【塩鉄論】🔗🔉

【塩鉄論】 エンテツロン〈書物〉一〇巻六〇編。前漢の桓寛カンカンの著。宣帝(在位前73〜前49)のころに成立。昭帝の前81年に、朝廷で行われた、塩・鉄・酒専売の廃止・存続に関する討議をまとめた書。この討議の必ずしも忠実な記録ではないが、内容的には当時の政治・経済・思想状況の実態を十分に反映しており、漢代の政治・社会・経済史の研究には不可欠の資料である。

漢字源 ページ 964 での塩鉄論単語。