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【士】🔗🔉

【士】 3画 士部 [四年] 区点=2746 16進=3B4E シフトJIS=8E6D 《常用音訓》シ 《音読み》 シ/ジ〈sh〉 《訓読み》 おとこ(をとこ)/さむらい(さむらひ) 《名付け》 あき・あきら・お・おさむ・こと・さち・ただ・つかさ・と・のり・ひと・まもる 《意味》 {名}おとこ(ヲトコ)。青年のおとこ。ひとりだちする成人したおとこ。〈対語〉→女。「士女(若い男女)」 {名}中堅の役人層。▽周代の支配層には、諸侯―大夫タイフ―士の三層があり、士は上士・中士・下士にわかれた。「執鞭之士シツベンノシ」〔→論語{名}春秋・戦国時代以後に生じた知識人。のち広く、学問や知識によって身をたてる人のこと。「士不可以不弘毅=士ハモツテ弘毅ナラザルベカラズ」〔→論語{名}身分で、士・農・工・商の四階層の最上の層、官僚の母体となる知識人の層。「無論大家小家士農工商=大家小家、士農工商ヲ論ズル無シ」〔→曾国藩{名}「士師(昔の司法官)」の略。 {名}りっぱな男子。「人士」「壮士」 {名}兵隊。近代は特に、士官のこと。「兵士」「士兵」 〔国〕さむらい(サムラヒ)。武士のこと。一定の職業、または資格のある人。「弁護士」「代議士」 《解字》 象形。男の陰茎の突きたったさまを描いたもので、牡(おす)の字の右側にも含まれる。成人して自立するおとこ。 《単語家族》 事(旗をたてる、たつ)と同系。また、仕シ・ジ(身分の高い人のそばにたつおとこ→つかえる)とも同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 989 での単語。