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【外延】🔗🔉

【外延】 ガイエン ある概念が適用される事物の範囲。たとえば、金属という概念の外延は、金・銀・銅・鉄など。

【外学】🔗🔉

【外学】 ガイガク 宋ソウ代の学校の名。後漢時代、緯書イショを信奉した人々が讖緯シンイの学(神秘的な予言を説いた学問)を内学といったのに対して、経書の学問を外学といった。ゲガク〔仏〕仏教徒の立場から、仏教の学を内学というのに対して、仏教に関すること以外の学問。儒学のこと。

【外官】🔗🔉

【外官】 ガイカン 天子を護衛したり、宮中にある役所につとめたりする官吏以外の、一般官吏。京官に対して、地方官のこと。ゲカン〔国〕内官に対して、律令時代、地方に在住して勤務していた官吏。大宰府の役人、国司、郡司など。

【外姑】🔗🔉

【外姑】 ガイコ 外舅ガイキュウに対して、妻の母。しゅうとめ。

【外事】🔗🔉

【外事】 ガイジ 外国に関係すること。また、その事務。〈対語〉内事。ほかのこと。よそごと。自分や自分の家庭にとって外部の事がら。また、世間の事がら。郊外での祭り。▽一説に、用兵のことをいうとも。〔→礼記

【外舎】🔗🔉

【外舎】 ガイシャ 『外戚ガイセキ』と同じ。宋ソウ代、太学の三舎(外舎・内舎・上舎)の一つ。はじめて太学にはいる者が、はいる寄宿舎。

【外征】🔗🔉

【外征】 ガイセイ〔国〕外国へ出兵する。

【外典】🔗🔉

【外典】 ゲテン〔仏〕仏教徒の立場から、仏典以外の書物、おもに儒学の書物をいう。▽仏教の経典を内典という。『外書ガイショ』

【外物】🔗🔉

【外物】 ガイブツ 自分自身以外のもの。富貴・名誉など。〔→荘子〕「独無外物牽=独リ外物ノ牽ク無シ」〔→韋応物外界の事物。モノヲソトニス富貴とか名誉など、世俗的な欲望や欲求をすてる。〔→荘子

【外苑】🔗🔉

【外苑】 ガイエン 神社・宮廷などに属していて、その境内・御所の外につくられた庭園。

【外科】🔗🔉

【外科】 ゲカ 医学の一分科。からだの創傷を治療したり、内外諸器官の疾患を、おもに手術によって治療したりする。

【外界】🔗🔉

【外界】 ガイカイ そのものをとり巻く、まわりの事物や環境。よその世界。外国のこと。

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