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【始如処女後如脱兔】🔗🔉

【始如処女後如脱兔】 ハジメハショジョノゴトクノチニダットノゴトシ〈故事〉はじめは、処女のようにきわめてもの静かであるが、あとでは逃げるうさぎのようにはやく勢いがよい。はじめ弱々しそうな者がのちに活発に力を発揮すること。▽はじめ静かにして敵をゆだんさせ、隙スキをついて攻撃をしかけるという兵法から。〔→孫子

【始末】🔗🔉

【始末】 シマツ 物事のはじめから、終わりまで。顛末テンマツ。〔国〕処理する。かたづける。〔国〕節約すること。倹約。

【始祖】🔗🔉

【始祖】 シソ 祖先のうちで初代の人。

【始終】🔗🔉

【始終】 シシュウ はじめと終わり。「先王見始終之変、知存亡之機=先王ハ始終ノ変ヲ見、存亡ノ機ヲ知ル」〔→史記物事のはじめから終わりまで。シジュウ〔国〕つねに。

【始皇帝】🔗🔉

【始皇帝】 シコウテイ〈人名〉前259〜前210 秦シンの初代の皇帝。在位前246〜前210。名は政。荘襄王ソウジョウオウの子。戦国末期、諸国を滅ぼして天下を統一し、前221年、自ら歴史上はじめての皇帝として始皇と称した。咸陽カンヨウ(陝西センセイ省)に都を定めた。はじめて郡県制をしき、官僚統制国家をきずいた。また、万里の長城を増築し、阿房宮などの豪勢な宮殿を築き、匈奴キョウドや南越に対する外征も行い、大いに威勢を示した。→「焚書坑儒フンショコウジュ」

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