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【小謝】🔗⭐🔉
【小謝】
ショウシャ 南朝、宋ソウの謝霊運を大謝というのに対して、晋シンの詩人謝恵連のこと。
【小学】🔗⭐🔉
【小学】
ショウガク〈書物〉六巻。南宋ナンソウの朱熹シュキ(1130〜1200)の編といわれるが、実は友人の劉清之リュウセイシ(1139〜95)の編。1187年成立。古典および古人の言行を引用した学生向けの儒教倫理の入門教科書。朱子が儒学の基礎を学ぶための少年向きの教科書として、考えを同じくする劉清之に編集を依頼し、その原稿に朱子が手を加えて成ったものである。内容は内外の二編に分かれ、内篇は立教・明倫・敬身・稽古ケイコの四巻から成り、主として経書を引用することによって、儒教倫理を概説し、外篇は嘉言カゲン・善行の二巻から成り、その倫理にかなった言行を選んで紹介している。日本では鎌倉時代の末にすでに渡来していたが、江戸時代にはいって野中兼山・小倉三省が校点をつけて翻刻し、土佐藩の藩校の教科書として用いて以来、各藩でそれにならうようになった。
【小野妹子】🔗⭐🔉
【小野妹子】
オノノイモコ〔日〕〈人名〉飛鳥アスカ時代の遣隋ズイ使。607・08年、聖徳太子の命で隋に渡った。
【小野篁】🔗⭐🔉
【小野篁】
オノノタカムラ〔日〕〈人名〉802〜52 平安時代初期の学者・漢詩人・歌人。参議岑守ミネモリの子。『令義解リョウノギゲ』の編集に参加。遣唐副使に任ぜられたが、大使の藤原常嗣フジワラノツネツグと争い、渡航しなかったので、流罪となった。著に『野相公集』がある。
【小野道風】🔗⭐🔉
【小野道風】
オノノトウフウ〔日〕〈人名〉894〜966 平安時代中期の書家。和様の基礎を築き、野蹟と呼ばれ、藤原佐理フジワラノサリ・行成コウゼイとともに三蹟とされる。
漢字源 ページ 1299。