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【小隙沈舟】🔗🔉

【小隙沈舟】 ショウゲキフネヲシズム〈故事〉舟の小さなすきまは舟を沈めてしまう。小さな事でも、ほうっておくと大事になることのたとえ。〔関尹子〕

【小寝】🔗🔉

【小寝】 ショウシン 天子・諸侯の正殿のそばにあって、天子・諸侯が休憩する室。

【小数】🔗🔉

【小数】 ショウスウ ちょっとしたわざ。〔→孟子少ない数。少数。数学で、一より小さい数。

【小節】🔗🔉

【小節】 ショウセツ 小さな節義。つまらぬ義理だてや、めんつのこと。「知我不羞小節、而恥功名不顕于天下=我ノ小節ヲ羞ヂズシテ、功名ノ天下ニ顕レザルヲ恥ヅルヲ知レ」〔→史記文章の中の小さなくぎりのそれぞれ。小さな節。楽譜を、縦線で区分したくぎりのそれぞれ。

【小腹】🔗🔉

【小腹】 ショウフク 下ばら。

【小愈】🔗🔉

【小愈】 ショウユ 病気が少しよくなること。〔→孟子

【小閣】🔗🔉

【小閣】 ショウカク 小さいたかどの。「小閣重衾不怕寒=小閣ニ衾ヲ重ネテ寒サヲ怕レズ」〔→白居易婦人のへや。

【小説】🔗🔉

【小説】 ショウセツ とるに足りないつまらない意見・議論。〔→荘子〕「欲彫小説干天官=小説ヲ彫シテ天官ヲ干メント欲ス」〔→李賀昔、中国で、珍しい物語や町の出来事などをおもしろく書いた作品。近代文学の形態の一つ。作者の虚構によって、社会・人間を現実的な出来事・人物として描く散文形式の文学。

【小器】🔗🔉

【小器】 ショウキ 小さい器や器具。度量の小さい人。小人物。▽「論語」の「管仲之器小哉=管仲ノ器ハ小ナルカナ」から。〈対語〉大器。

【小慧】🔗🔉

【小慧】 ショウケイ つまらない、ささいな知恵。「言不及義、好行小慧=言ハ義ニ及バズ、好ンデ小慧ヲ行フ」〔→論語

【小豎】🔗🔉

【小豎】 ショウジュ 子ども。人をばかにしていうことば。〈類義語〉豎子ジュシ。

【小豎子】🔗🔉

【小豎子】 ショウジュシ 人をばかにしていうことば。青二才。〔→史記

【小篆】🔗🔉

【小篆】 ショウテン 漢字の書体の一つ。秦シンの始皇帝のとき、大臣の李斯リシが周代の大篆ダイテンを改めてつくった書体。秦は、これによって全国の文字を統一した。

漢字源 ページ 1298