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【拝後塵】🔗🔉

【拝後塵】 コウジンヲハイス 〈故事〉権力のある人にこびることのたとえ。▽晋シンの石崇が、権力者の車が砂ぼこりをたてて通って行くのを後ろから拝んだ故事から。〔→晋書〔国〕人におくれをとる。

【後趙】🔗🔉

【後趙】 コウチョウ 五胡ゴコ十六国の一つ。羯カツ族の石勒セキロクがたてた。七代三十三年で、冉閔ゼンビンの乱で滅びた。三一九〜三五一

【後輪】🔗🔉

【後輪】 シズワ〔国〕馬の鞍クラの、後方の高くなった部分。

【後輩】🔗🔉

【後輩】 コウハイ 自分より年齢が下の人。また、自分よりあとに学芸をおさめた人。〔国〕自分より学年や年齢・地位が下で、自分と同じ学校・団体の人。また、その学校を卒業した人。〈対語〉先輩。

【後燕】🔗🔉

【後燕】 コウエン 五胡ゴコ十六国の一つ。鮮卑族の慕容垂がたてた。四代二十六年続いた。三八四〜四〇九

【後魏】🔗🔉

【後魏】 コウギ 王朝名。中国の南北朝時代、北朝の一つ。鮮卑の拓跋珪タクバツケイがたてた。十四代百四十九年で、東魏トウギ・西魏セイギに分裂した。北魏ホクギ・元魏ゲンギ・拓跋魏タクバツギともいう。三八六〜五三四

【後難】🔗🔉

【後難】 コウナン のちのちの災難。

【後簷】🔗🔉

【後簷】 コウエン 裏のひさし。「楡柳蔭後簷桃李羅堂前=楡柳ハ後簷ヲ蔭ヒ、桃李ハ堂前ニ羅ル」〔→陶潜

【後顧】🔗🔉

【後顧】 コウコ うしろをふり返って見る。あとに心配の思いが残ること。気がかり。「後顧の憂い」

【後漢書】🔗🔉

【後漢書】 ゴカンジョ〈書物〉一二〇巻。南北朝時代、宋ソウの范曄ハンヨウ(398〜445)の著。426年ごろ成立。後漢の歴史を記した正史。『三国志』より成立は新しい。帝紀一〇巻、志三〇巻、列伝八〇巻より成る。帝紀・列伝は范曄の筆になったものであるが、志は、西晋セイシンの司馬彪シバヒョウ(?〜306)の『続漢書』のうち、ただ志のみ残存していたものを、宋の真宗の1022年に合わせて出版したものである。唐の章懐太子李賢リケンが注を付けている。二十四史の一つ。

【後主】🔗🔉

【後主】 コウシュ〈人名〉553〜604 南北朝時代、陳チンの最後の皇帝。在位582〜89。姓名は陳叔宝。宣帝の子。字アザナは元秀。酒色を好み、政治を怠って陳の滅亡を早めた。

漢字源 ページ 1541