【従者】 ジュウシャ 君主の供をする家来。〔→論語〕

【従軍】 ジュウグン 軍隊について戦地に行く。「従軍記者」軍人として戦争に行く。

【従政】 ジュウセイ マツリゴトニシタガウ政務をとり行う。「於従政乎何有＝政ニ従フニオイテ何カ有ラン」〔→論語〕力役に従事する。〔→礼記〕

【従姪】 ジュウテツ いとこの子。

【従約】 ショウヤク ＝縱約。合従（南北の国の連合）の約束。▽中国の戦国時代、韓カン・魏ギ・燕エン・斉・楚ソ・趙チョウの六国が連合して西方の秦シンに対抗しようとした盟約。〔→史記〕

【従容】 ショウヨウ ゆったりと落ち着いてくつろぐさま。「従容中道＝従容トシテ道ニ中タル」〔→中庸〕ふるまい。態度。勧める。勧誘する。〈同義語〉聳慂。

【従順】 ジュウジュン 人に従って逆らわない。すなおでおとなしい。柔順。

【従然】 ショウゼン 落ち着いたようす。「従然以天地為春秋＝従然トシテ天地ヲモッテ春秋トナス」〔→荘子〕

【従属】 ジュウゾク 他のものにつき従う。つき従うもの。供人。

【従横】 ジュウオウ・ショウコウ 縦と横。縦横。南北と東西。中国の戦国時代の合従説と連衡説の二つの説。『従衡ショウコウ』→「合従」・→「連衡」戦争の攻守の方法や同盟についての戦略。思いのまま。自由自在。

【従横家】 ジュウオウカ 中国の戦国時代の諸子百家の一つ。合従説や連衡説を唱えた一派。蘇秦ソシン・張儀チョウギなどがいる。

【従駕】 ジュウガ・ガニシタガウ 天子の外出のお供をする。

【従親】 ショウシン 合従（南北の国の連合）して、親しくする。