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【惚】🔗🔉

【惚】 11画 部  区点=2591 16進=397B シフトJIS=8D9B 《音読み》 コツ/コチ〈h〉 《訓読み》 ほれる(ほる) 《意味》 コツタリ{形}気をとられてぼうっとするさま。うっとり。「恍惚コウコツ(うっとり)」 コツタリ{形}さだかには見えないさま。ぼんやり。「惟恍惟惚=恍タリ惚タリ」〔→老子〕 〔国〕ほれる(ホル)。魅力に心が引かれて夢中になる。「ひと目惚れ」 《解字》 会意兼形声。忽コツとは「心+音符勿(よく見えない)」の会意兼形声文字で、ぼんやりすること。のち「たちまち」の意の副詞となったため、惚が忽の原義をあらわすようになった。惚は「心+音符忽」で、気をとられてぼんやりすること。 《熟語》 →下付・中付語

【惨】🔗🔉

【惨】 11画 部 [常用漢字] 区点=2720 16進=3B34 シフトJIS=8E53 【慘】旧字旧字 14画 部 区点=5646 16進=584E シフトJIS=9CCC 《常用音訓》サン/ザン/みじ…め 《音読み》 サン(サム)/ザン/ソン(ソム)〈cn〉 《訓読み》 みじめ/いたむ 《意味》 サンタリ{形}みじめでいたいたしい。むごい。心にしみ入るようにつらい。じめじめと気がめいるような。「悲惨」「酔不成歓惨将別=酔ウテ歓ヲ成サズ、惨トシテマサニ別レントス」〔→白居易{動}いたむ。つらい思いをする。心の底にしみいるようなつらい思いをする。「傷心惨目=心ヲ傷メ、目ヲ惨マシム」〔→李華〕 《解字》 形声。「心+音符參サン」で、心の中へ深くしみこんでつらい思いを与えること。 《単語家族》 浸シン(しみこむ)滲シン(しみこむ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1697