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【悋嗇】🔗🔉

【悋嗇】 リンショク =吝嗇。物惜しみすること。けち。『悋惜リンセキ』

【惟】🔗🔉

【惟】 11画 部 [人名漢字] 区点=1652 16進=3054 シフトJIS=88D2 《音読み》 イ/ユイ〈wi〉 《訓読み》 おもう(おもふ)/これ/ただ 《名付け》 あり・これ・ただ・たもつ・のぶ・よし 《意味》 {動}おもう(オモフ)。心をもっぱらある点に注ぐ。よく考えてみる。「思惟シイ・シユイ」「伏惟=伏シテ惟フニ」 {指}これ。これとさし示すことば。▽語調を転じて、強調をあらわすことば。〈同義語〉→維。〈類義語〉→是→此。「其命惟新=ソノ命、コレ新タナリ」〔→孟子{副}ただ。ただそれだけ。▽漢文では「ただ…のみ」「ただ…のままならん」のように訓読する。〈同義語〉→唯。「惟士為能=タダ士ノミヨクストナス」〔→孟子〕「惟意所適=タダ意ノ適スル所ノママナラン」〔→司馬光〕 《解字》 形声。「心+音符隹スイ」。隹(とり)は音符であり、意味には関係がない。▽惟・維はもと近い物をさし示す指示詞であり、「ただこれだけ」の意から、強く限定することばとなった。また、ある点に限って心を注ぐ意の動詞ともなった。「これ」の意なら「隹」「維」と書き、「ただ」の意なら「唯」と書き、「おもう」の意なら「惟」と書くのが正則。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【惟一】🔗🔉

【惟一】 ユイイツ =唯一。ただ一つ。〔→書経

【惟惟】🔗🔉

【惟惟】 イイ =唯唯。はいはいと承諾するさま。「惟惟諾諾」

【惟適之安】🔗🔉

【惟適之安】 ユイテキノアン・タダテキニコレヤスンズ〈故事〉ただ自分の気に入ることだけを安んじている。自分の気のむくままの生活に満足してそれ以上を求めない。〔→韓愈

【悸】🔗🔉

【悸】 11画 部  区点=5609 16進=5829 シフトJIS=9CA7 《音読み》 キ/ギ〈j〉 《意味》 キス{動}驚き恐れて胸が動悸ドウキを打つ。どきどきする。「動悸ドウキ」「使人心悸=人ヲシテ心悸セシム」 {名}少しのことでも胸がどきどきすること。また、そのような病気。「病悸=悸ヲ病ム」 《解字》 会意兼形声。季は、作物のみのるすえの時期。転じて、兄弟のうち小さい末の子の意。小さい意を含む。悸は「心+音符季」で、心臓が小刻みに打つこと。 《熟語》 →下付・中付語

漢字源 ページ 1696