【映照】 エイショウ 反射する。照りはえる。

【映像】 エイゾウ 光線の屈折、または、反射によって物体の形がうつし出されたもの。

【映蔚】 エイウツ 青々と茂り、互いにうつりあって美しい。

【昨】 9画　日部　［四年］ 区点=2682　16進=3A72　シフトJIS=8DF0 《常用音訓》サク 《音読み》　サク／ザク〈zu〉 《訓読み》　きのう（きのふ）／むかし 《意味》 ｛名｝きのう（キノフ）。夜をへだてた前日。転じて、前の年。「昨日」「昨年」「昨賜肉＝昨、肉ヲ賜フ」〔→漢書〕 ｛名｝むかし。過ぎ去って時日を重ねたむかし。〈類義語〉→昔。「覚今是而昨非＝今ハ是ニシテ昨ハ非ナリシヲ覚ル」〔→陶潜〕 《解字》 形声。「日＋音符乍サ・サク」。乍（切れめを入れる）は音符であって、意味には関係がない。 《単語家族》 昔（日が重なったむかし）と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【昨今】 サッコン きのうきょう。このごろ。近ごろ。

【昨来】 サクライ きのう以来、このあいだから。「昨来新拝右丞相＝昨来新タニ拝ス右丞相」〔→白居易〕

【昨非】 サクヒ 今までのあやまち。〔→陶潜〕

【昨夢】 サクム 昨夜みた夢。過去のはかないことにたとえる。

【昵】 9画　日部　 区点=5867　16進=5A63　シフトJIS=9DE1 《音読み》　ジツ（ヂツ）／ニチ〈n〉／デイ／ネ／ネイ〈n〉 《訓読み》　ちかづく／なじむ 《意味》 ｛動・形｝ちかづく。なじむ。ねっとりとくっつく。そばにちかづいて慣れ親しむ。また、そのさま。「昵比ジッピ」「昵懇ジッコン」 ｛名｝自分の直接親しんでいた亡父のこと。また亡父のみたまや。〈同義語〉→禰デイ。 《解字》 会意兼形声。尼は「尸（ひと）＋比（ならぶ）の略体」の会意文字で、肩を並べて親しむ人を示す。邇ニ（ちかづく、ちかい）と同系。昵は「尼（親しみやすい女）＋音符日」で、そばにくっついて親しむこと。尼の原義をよくあらわし、また、日（ねっとりと暖かく、親しみやすい太陽）とも縁が近い。→尼 《熟語》 →熟語 →下付・中付語