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【李径】🔗🔉

【李径】 リケイ すももの花が咲いている道。「李径独来数=李径独リ来タルコト数」〔→李商隠

【李唐】🔗🔉

【李唐】 リトウ 王朝名。唐のこと。▽唐の始祖が李淵であったことから。

【李朝】🔗🔉

【李朝】 リチョウ 李成桂リセイケイが一三九二年高麗コウライを滅ぼしてたてた朝鮮の王朝。一九一〇年の日韓併合まで続いた。

【李太白集】🔗🔉

【李太白集】 リタイハクシュウ〈書物〉三〇巻。盛唐の李白リハク(701〜62)の詩文集。太白は字アザナ。成立年代不詳。はじめ、親戚の李陽冰リョウヒョウが李白の作品を集めて『草堂集』一〇巻を編集し、のちに宋ソウ代のはじめに、楽史ガクシ(930〜1007)がこれを増補して、『李翰林集リカンリンシュウ』二〇巻をつくったという。その後、宋敏求ソウビンキュウ(1019〜79)が、『李太白集』をつくり、曾鞏ソウキョウ(1019〜83)が作品の順序を校定した三〇巻に編集したのがこの書である。李白の詩はすべて一一二〇首、幻想に富む詩を多く残しており、「子夜呉歌シャゴカ」「烏夜亭ウヤテイ」「思秋」「静夜思」「秋浦の歌」「独り敬亭山に坐す」「清平調」「峨眉山月歌ガビサンゲッカ」「早ツトに白帝城を発す」などの詩は『唐詩選』に載せられて、今日までひろく愛唱されている。

【李淵】🔗🔉

【李淵】 リエン〈人名〉→「高祖コウソ(唐)」

【李延年】🔗🔉

【李延年】 リエンネン〈人名〉漢の武帝の李夫人の兄。音楽に通じ協律都尉となったが、夫人の死後殺された。

【李華】🔗🔉

【李華】 リカ〈人名〉715?〜66 盛唐の文人。字アザナは遐叔カシュク。玄宗のとき、監察御史となった。『李遐叔文集』がある。

【李賀】🔗🔉

【李賀】 リガ〈人名〉790〜816 中唐の詩人。字アザナは長吉、昌谷ショウコクに住んだ。表現は奇抜であったが二七歳で死んだ。『昌谷集』がある。→「白玉楼ハクギョクロウ」→「錦嚢キンノウ」

【李克】🔗🔉

【李克】 リコク〈人名〉戦国時代の政治家。魏ギの文侯に仕えとりわけ農業政策を推進して、魏の富強に功があった。刑名学の祖で、『法経』を編集したといわれる。

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