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【李陵】🔗🔉

【李陵】 リリョウ〈人名〉?〜前74 前漢の武将。字アザナは少卿ショウケイ。李広の孫。武帝のとき、匈奴キョウドを攻めて敵中深く孤軍奮闘したが、負傷して捕虜となり、ついに降服し、単于ゼンウ(匈奴の王の称)の娘を妻とし匈奴の地に二〇年とどまって病死した。蘇武ソブとの交渉は劇的なものとして小説の題材とされている。→「河梁之吟カリョウノギン」

【枉】🔗🔉

【枉】 8画 木部  区点=5930 16進=5B3E シフトJIS=9E5D 《音読み》 オウ(ワウ)〈wng〉 《訓読み》 まげる(まぐ)/まがる/まげて/いたずらに(いたづらに) 《意味》 {動}まげる(マグ)。まがる。まっすぐな線や面をゆるやかな曲線をなすようにおしまげる。また、道理をおしまげる。〈対語〉→直。「枉道オウドウ(道理をおしまげる)」「挙直、錯諸枉=直キヲ挙ゲテ、諸ヲ枉レルニ錯ク」〔→論語{形}道理をゆがめた。また、罪をむりやりにおしつけた。〈類義語〉→冤エン。「枉死オウシ」「冤枉エンオウ(無実)」 {動}まげて。面子メンツをむりにおしまげて…してくださった、との意をあらわすていねいなことば。「枉顧オウコ・マゲテカエリミル(わざわざ立ち寄ってくださる)」「枉駕オウガ」 {副}いたずらに(イタヅラニ)。むりをして。役にもたたないのに。「枉費精神=枉ラニ精神ヲ費ヤス」 《解字》 形声。「木+音符王」。王(おうさま)の原義とは関係がない。 《単語家族》 汚(型にくぼんだ水たまり)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【枉死】🔗🔉

【枉死】 オウシ 罰せられたり、思いがけない事故にあったりして死ぬこと。非業の死。〈同義語〉横死。

漢字源 ページ 2186