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【楚楚】🔗🔉

【楚楚】 ソソ いばらの茂ったさま。〔→詩経つらいようす。さばけてすっきりしたさま。あざやかなさま。「衣裳楚楚=衣裳楚楚タリ」〔→詩経

【楚愴】🔗🔉

【楚愴】 ソソウ 鼻がつんとするつらい感じ。「払拭宝墨生楚愴=宝墨ヲ払拭スレバ楚愴生ズ」〔→黄庭堅

【楚腰】🔗🔉

【楚腰】 ソヨウ 美人のほっそりした腰。

【楚歌】🔗🔉

【楚歌】 ソカ 楚ソの地方の歌。

【楚潔】🔗🔉

【楚潔】 ソケツ さっぱりして清潔である。

【楚撻】🔗🔉

【楚撻】 ソタツ むち打つ。▽「楚」は、柴のむち。

【楚辞】🔗🔉

【楚辞】 ソジ〈書物〉一七巻。戦国時代末の屈原クツゲン(前343?〜前277?)および、その後継者たちの辞を集めたもの。二世紀に成立。「楚辞」とはもともと楚の地方に発生した、六言または七言を一句とする民謡で、句中に助辞の「兮」の字をはさむことによって独特のリズムを生みだした韻文の一つのジャンルである。屈原は名を平ヘイといい、原は字アザナである。楚国の王族の家に生まれ、楚の懐王の重臣として、内政・外交に活躍したが、のち讒言ザンゲンにあい追放された。「離騒」は、この時の作品で、王に遠ざけられた悲しみや国の前途を憂える情をのべたものである。晩年に、江南の地をさまよい、「懐沙賦カイサノフ」(「九章」所収)をのこし、汨羅ベキラ(湖南省北東部)の淵に身を投じた。『楚辞』は北方文学である『詩経』とともに、中国古代の文学を知るうえの、二大総集である。

【楮】🔗🔉

【楮】 13画 木部  区点=6026 16進=5C3A シフトJIS=9EB8 《音読み》 チョ〈ch〉 《訓読み》 こうぞ(かうぞ) 《意味》 {名}こうぞ(カウゾ)。木の名。くわ科の落葉低木。樹皮から紙をつくる。また、かじのき。 {名}紙。また、紙に書いた手紙。「楮墨チョボク」 {名}紙幣。紙のおかね。さつ。 《解字》 形声。「木+音符者」。▽著(書きつける)と同系か。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2288