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【款】🔗🔉

【款】 12画 欠部 [常用漢字] 区点=2030 16進=343E シフトJIS=8ABC 《常用音訓》カン 《音読み》 カン(クン)〈kun〉 《訓読み》 まこと/よろこぶ/よろこび 《名付け》 すけ・ただ・まさ・ゆく・よし 《意味》 {名・形}まこと。まろやかで欠けめのない心。こまやかな。周到な。〈類義語〉→誠。「款誠(まごころ)」「納款=款ヲ納ル」 {動・名}よろこぶ。よろこび。にこにことよろこぶ。まるくまとまる。まどやかさ。〈同義語〉→歓。「交款(=交歓)」「款待(=歓待)」 {名}ひとまとまり。転じて、それぞれにまとまった文章。ひとまとめの項目。「定款(きまった約束の項目)」「款目」 {名}ひとまとまりの金額。「借款」 {単位}条文や金額の項目を数えるときのことば。 カンス{動}門のとびらの輪をかんかんとたたいて開門をこう。「款門=門ヲ款ス」 {名}碑や印にまるくくぼめて刻んだ文字。また、転じて、書画にしるした字。「款識カンシ・カンシキ(金石に刻んだ文字)」「落款(書画や器にしるした文字)」 《解字》 会意。「からなしの木+欠(くぼむ)」か。木版にまるくくぼめて字をほること。完(まるくまとまる)や、歓(よろこぶ)に通じて用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【款冬】🔗🔉

【款冬】 カントウ ふきのこと。▽冬を喜んで花を咲かせる意。一説に、冬をしのいで咲く意。

【款曲】🔗🔉

【款曲】 カンキョク こまやかに入り組んださま。また、その事がら。うちとけてねんごろになる。

漢字源 ページ 2351