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【永遠】🔗⭐🔉
【永遠】
エイエン 時間的に際限なく遠いこと。『永久エイキュウ』
【永嘆】🔗⭐🔉
【永嘆】
エイタン =永歎。ながく息をついて嘆くこと。長嘆息。
【永楽銭】🔗⭐🔉
【永楽銭】
エイラクセン 明ミンの永楽年間につくられた穴のあいている銅銭。面に「永楽通宝」の文字が彫りつけてある。▽日本には宝町時代に盛んに輸入され通用した。
エイラクセン 明ミンの永楽年間につくられた穴のあいている銅銭。面に「永楽通宝」の文字が彫りつけてある。▽日本には宝町時代に盛んに輸入され通用した。
【永歌】🔗⭐🔉
【永歌】
エイカ 声をながくのばして歌う。『永号エイゴウ』
【永嘉学派】🔗⭐🔉
【永嘉学派】
エイカガクハ 南宋ナンソウ時代、朱熹シュキや陸象山らの哲学的な学派に対して、政治・経済などの学を主張した学派。永嘉地方(今の浙江セッコウ省永嘉県地方)に発達した。薛季宣セッキセン・陳傅良チンフリョウ・葉適ショウテキなどが属している。功利派、あるいは浙学派ともいわれる。日本の伊藤仁斎の古学派に影響を与えている。
【永慕】🔗⭐🔉
【永慕】
エイボ いつまでも慕う。
【永楽大典】🔗⭐🔉
【永楽大典】
エイラクタイテン〈書物〉二万二八七七巻。目録六〇巻。明ミンの解縉カイシン(1369〜1415)ほかの編。1408年成立。成祖の勅命をうけて編集した類書(百科全書)。03年に編集をはじめ、翌年に完成して書名を『文献大成』とつけたが、不備な点が多いということで編集をやり直して、名も『永楽大典』と改めた。編集にたずさわった人数は全部で二一六九人におよぶという。内容は、経書・史書・詩文集から天文・陰陽・医卜・釈道・技芸などの書におよぶ百般の書の記事を抜き出して、『洪武正韻』(明の楽韶鳳ガクショウホウらの編)の文字の順序に従って配列したもの。たとえば、「送」の巻をひらくと送韻の字が多数並んでおり、そのうちの夢の字の項をみれば、夢に関係ある種々の話が古書から引用されて載っているという構成になっている。本書はあまりに大部の書物であったため、成立時に写本を一部作成したのみで、板に刻んで出版することができなかった。1562年、焼失をおそれて正副二部(一説に、副本一部)の写本を作ったが、明末の乱に原本と副本は焼失してしまい、正本だけが不完全ながらも清シン朝に伝わったが、これも1900年の義和団事件で大部分が焼失、もしくは散逸してしまった。現存する『永楽大典』は世界各地に散らばっているものすべてを集めても約八〇〇巻しかなく、そのうちの大部分は北京図書館に所蔵されている。こういう事情があって、いままで容易に見ることのできない書物であったが、北京の中華書局が1960年に七三〇巻を影印出版し、さらに東洋文庫に蔵する四六巻ほかを収めて七九七巻を影印出版したので、非常に利用しやすくなった。
漢字源 ページ 2435。