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【火宅】🔗🔉

【火宅】 カタク〔仏〕火事になった家。悩み(=煩悩ボンノウ)の多いこの世のたとえ。〔→法華

【火伝】🔗🔉

【火伝】 カデン 火が次々と燃え伝わる。変化はあってもそのものの本体は変わらないことのたとえ。〔→荘子

【火炎{焔}】🔗🔉

【火炎{焔}】 カエン ほのお。

【火花】🔗🔉

【火花】 カカ 火をしたってくる蛾ガのこと。「飛蛾」とも。灯心のもえ残り。ヒバナ〔国〕とび散る火の粉。はなび。

【火坑】🔗🔉

【火坑】 カコウ 火のもえさかるあな。〔仏〕地獄にあるという火のもえさかる海。また、人間が悩まされる欲望にたとえる。

【火攻】🔗🔉

【火攻】 カコウ 火を使って攻撃すること。焼きうち。ひぜめ。〔→荘子

【火車】🔗🔉

【火車】 カシャ 火攻めに使う車。〔仏〕罪人をのせ地獄に運ぶという、火の燃えている車。阿鼻地獄・火車地獄にあるといわれる。〔俗〕汽車。

【火辰】🔗🔉

【火辰】 カシン 星の名。さそり座のアルファ星。アンタレス。「火星」とも。

【火伴】🔗🔉

【火伴】 カハン 仲間。同伴者。▽昔、兵制で十人一組を火といったことから。〈同義語〉夥伴。「出門看火伴=門ヲ出デテ火伴ヲ看ル」〔古楽府〕

【火急】🔗🔉

【火急】 カキュウ 火のついたように、ようすが非常にさしせまっていること。至急。『火速カソク』「作詩火急追亡逋=詩ヲ作リテ火急ニ亡逋ヲ追フ」〔→蘇軾

【火炬】🔗🔉

【火炬】 カキョ たいまつ。

【火食】🔗🔉

【火食】 カショク 火で物を煮たきして食べる。「未有火化=イマダ火化有ラズ」〔→礼記〕『火化カカ』カジキ〔仏〕供え物を火中に入れて諸仏を供養すること。護摩ゴマのこと。

【火前】🔗🔉

【火前】 カゼン 寒食節カンショクセツの前のころ。▽寒食に火を使うことを禁ずることから。寒食節の前にさくぼたん。また、そのころにつむ茶。→「寒食」

【火浣布】🔗🔉

【火浣布】 カカンプ 火に燃えない石綿の布。古代は、特殊な木の皮、動物の毛で織ったという。

【火候】🔗🔉

【火候】 カコウ 火の燃えかげん。丹薬の練りかげん。修養・努力の程度。

漢字源 ページ 2698