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【王壬秋】🔗🔉

【王壬秋】 オウジンシュウ・オウガイウン〈人名〉[ガイウン]は本名。1832〜1916 清シン代の文人。湖南省湘潭ショウタン県の人。壬秋は字アザナ。号は湘綺老人ショウキロウジン。公羊クヨウ学を学び、詩にも巧みであった。『春秋公羊伝箋セン』を著し、また『八代詩選』を撰センした。

【王翰】🔗🔉

【王翰】 オウカン〈人名〉盛唐の詩人。晋陽シンヨウ(山西省)の人。字アザナは子羽。自負心が強く、憎まれて地方官を転転とした。その詩は雄壮で、特に『涼州詞』は有名。

【王羲之】🔗🔉

【王羲之】 オウギシ〈人名〉?〜379 晋シン代の書家。臨沂リンギ(山東省)の人。字アザナは逸少イッショウ。元帝のとき、右軍ユウグン将軍であったので王右軍ともいわれる。書風は、典雅で力強く、草書・隷書はことに古今第一と評せられ、書聖といわれる。その『蘭亭ランテイ序』は有名。→「東牀トウショウ」→「坦牀タンショウ」

【王建】🔗🔉

【王建】 オウケン〈人名〉?〜830 中唐の詩人。潁川エイセン(河南省許昌)の人。字アザナは仲初。韓愈カンユ・張籍チョウセキと親しく、楽府ガフ体の詩に巧みであった。『宮詞百首』は有名。

【王建】🔗🔉

【王建】 オウケン〈人名〉847〜918 五代前蜀ゼンショクの高祖。字アザナは光図。若いとき、無道で賊王八と呼ばれ、この言葉はのちに無頼漢を指すようになった。唐が滅亡すると独立して蜀の帝となり、文化の復興につとめた。

【王憲】🔗🔉

【王憲】 オウケン〈人名〉漢代の人。王莽オウモウを殺してその財宝を奪い、漢大将軍と称したが、すぐ殺された。

【王献之】🔗🔉

【王献之】 オウケンシ〈人名〉344〜?晋シン代の書家。臨沂リンギ(山東省臨沂市)の人。字アザナは子敬シケイ。父の王羲之オウギシとともに二王とよばれる。

【王国維】🔗🔉

【王国維】 オウコクイ〈人名〉1877〜1927 清シン末民国初の文学・歴史学者。字アザナは静安、号は観堂・永観など。浙江セッコウ省海寧カイネイの人。日本に留学し、羅振玉ラシンギョクに考証学・金石学を学ぶ。辛亥シンガイ革命のとき、日本に亡命。のち、帰国して清華学校研究院教授となったが、清朝の前途に絶望して投身自殺をした。詞や元曲などの俗文学の価値を認め、甲骨文の研究などに画期的なものがあり、業績は『観堂集林』『海寧王忠愨公チュウカクコウ遺書』に集積。

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