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【王維】🔗⭐🔉
【王維】
オウイ〈人名〉699?〜761 盛唐の詩人・画家。太原(山西省)の人。字アザナは摩詰マキツ。監察御史として玄宗に仕えたが、安禄山アンロクザンの乱で捕らえられた。乱後、粛宗に用いられ尚書右丞ユウジョウとなったので、王右丞とも呼ばれる。晩年は長安郊外の別荘で、自然をうたい仏教に没頭した。詩は、六朝リクチョウ時代の宮廷詩を受けつぐといわれ、高雅な自然詩に巧みである。また、山水画に巧みで南宗画の祖といわれる。『王右丞集』がある。→「蕉雪ショウセツ」
【王逸】🔗⭐🔉
【王逸】
オウイツ〈人名〉後漢代の文人。宜城ギジョウ(湖北省)の人。字アザナは叔師。著に『楚辞ソジ章句』がある。
【王引之】🔗⭐🔉
【王引之】
オウインシ〈人名〉1766〜1834 清シン代中期の学者。江蘇コウソ省高郵の人。字アザナは伯申ハクシン。父の王念孫とともに清朝考証学者で、音韻・訓詁クンコの学に通じていた。著に『経伝釈詞』『経義述聞』などがある。
【王翳】🔗⭐🔉
【王翳】
オウエイ〈人名〉前漢の諸侯。高祖7(前200)年、杜衍トエン県(河南省南陽県西南)侯に封じられ、荘侯と称す。
【王応麟】🔗⭐🔉
【王応麟】
オウオウリン〈人名〉1223〜96 宋ソウ代末期の学者。慶元府(浙江セッコウ省)の人。字アザナは伯厚。博学で、その合理主義的精神は後世に影響を与えた。著に『困学紀聞』『玉海』『詩地理考』などがある。
漢字源 ページ 2853。