【監生】 カンセイ 国子監（昔の国立大学）の学生。

【監奴】 カンド 家事をつかさどる召使のかしら。〔→漢書〕

【監本】 カンポン 国子監で校定出版した本。

【監守】 カンシュ 各官庁で、所属の下級官吏や、人民を監督すること。また、その者。刑務所の番人。

【監国】 カンコク 国の政治を監督すること。また、転じて、太子のこと。▽君主が不在のときは太子がこの役にあたったことから。〔→左伝〕諸侯の国を監視すること。

【監房】 カンボウ 刑務所で、罪人をいれておくへや。

【監物】 ケンモツ〔国〕昔、中務ナカツカサ省に属して、出納や倉庫の管理の監督をつかさどった職。大監物・少監物があった。

【監門】 カンモン 門番。官名。宮門の護衛をつかさどる。

【監軍】 カングン 官名。軍隊を監督する役。軍隊の目つけ役。

【監査】 カンサ 監督し検査する。また、その役。

【監送】 カンソウ 監視しながら送る。護送。

【監修】 カンシュウ 書物の著作や編集を監督・指導する。また、その人。

【監視】 カンシ 気をつけて見張る。

【監寐】 カンビ 寝床にはいってもよく眠れない。目をあいている。

【監禁】 カンキン 行動の自由を束縛して一定の場所にとじこめること。

【監試】 カンシ 試験を監督する。また、その役人。試験官。

【監督】 カントク とり締まったり、さしずしたりすること。また、その人。〔→後漢書〕

【監獄】 カンゴク 牢獄ロウゴクを監督し、囚人をとり締まること。〔→漢書〕刑務所。

【監察】 カンサツ よく見きわめる。とり締まって調べる。またその役目の人。