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【禅位】🔗🔉

【禅位】 ゼンイ 天子が位をゆずる。〈類義語〉譲位。

【禅杖】🔗🔉

【禅杖】 ゼンジョウ 〔仏〕座禅のとき、いねむりをする者をうっていましめるための竹をつつんだつえ。警策キョウサク。禅僧のつくつえ。

【禅刹】🔗🔉

【禅刹】 ゼンサツ 禅宗の寺院。『禅院ゼンイン・禅閣ゼンカク・禅林ゼンリン』

【禅宗】🔗🔉

【禅宗】 ゼンシュウ〔仏〕仏教の一派。内観・自省によって自分の心の本源を知り、真理をさとろうとする宗旨。インドの達磨ダルマが中国に伝えた。経典によることなく、仏の心を直接に人の心に伝えるという、教外別伝、以心伝心を重んじ、釈迦シャカが悟った境地を、衆生の心に伝えることを眼目とする。日本には鎌倉初期に栄西が臨済リンザイ宗を、次いで道元が曹洞ソウトウ宗を伝え、江戸時代に明ミンの僧隠元が黄檗オウバク宗を伝えた。仏心宗ともいう。▽仏の教説をよりどころにする宗派を教宗というのに対して、座禅をおさめる宗派という意味で禅宗といった。

【禅定】🔗🔉

【禅定】 ゼンジョウ〔仏〕梵語ボンゴで静思の意の音訳の「禅」と、その意訳である「定」の合成語。六波羅蜜ロクハラミツの一。▽うまれつき心を統一できる力を生得禅定、修行の結果得られる力を修得禅定という。

【禅制】🔗🔉

【禅制】 ゼンセイ 帝位をゆずるというみことのり。

【禅房】🔗🔉

【禅房】 ゼンボウ 禅宗の寺。座禅を行うへや。『禅室ゼンシツ』

【禅味】🔗🔉

【禅味】 ゼンミ 禅の、俗気から離れたおもむき。

【禅門】🔗🔉

【禅門】 ゼンモン〔仏〕禅宗のこと。僧になって仏道を修行する男。禅定門ともいう。▽女を禅尼というのに対していう。

【禅林】🔗🔉

【禅林】 ゼンリン〔仏〕「禅刹ゼンサツ」と同じ。禅宗の僧の仲間。

【禅師】🔗🔉

【禅師】 ゼンジ 〔仏〕徳の高い禅宗の僧。僧のこと。徳の高い僧に朝廷より与えられる称号。

【禅寂】🔗🔉

【禅寂】 ゼンジャク 精神を集中して静かに考えること。

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