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【箕】🔗🔉

【箕】 14画 竹部  区点=4407 16進=4C27 シフトJIS=96A5 《音読み》 キ〈j〉 《訓読み》 み/みぼし 《意味》 {名}み。穀物を入れて上下に動かしながら、ちりやもみをとるための平らで四角いかご。ちりとり。「穀箕コクキ」 {名}みぼし。二十八宿の一つ。規準星は今のいて座に含まれる。 キス{動}両足をなげ出してすわる。「箕踞キキョ」 《解字》 会意兼形声。其キは、四角いみの形を描いた象形文字。箕は、さらに竹をそえたもの。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

【箕山之節】🔗🔉

【箕山之節】 キザンノセツ〈故事〉俗世間から離れて自分の節操を守ること。帝ギョウのとき、許由と巣父ソウホが世俗的な名誉をきらって箕山(山の名)に隠れたことから。「箕山之志キザンノココロザシ」とも。〔→漢書

【箕伯】🔗🔉

【箕伯】 キハク 風の神。風伯。殷インの箕子キシのこと。

【箕裘】🔗🔉

【箕裘】 キキュウ〈故事〉先祖の仕事を受けつぐことのたとえ。▽「礼記」学記篇の、弓づくりの職人の子は弓づくりの練習としてまず柔らかな柳の枝を曲げて箕ミをつくることを覚え、鍛冶カジ屋の子はまず柔らかな獣の皮をなめして裘カワゴロモをつくることを学ぶということから。

【箕箒】🔗🔉

【箕箒】 キソウ =箕帚。四角いちりとりと、ほうき。

【箕箒妾】🔗🔉

【箕箒妾】 キソウノショウ ちりとりと、ほうきを持って、そうじをする女。転じて、人の妻となることを謙そんしていうことば。〔→史記

【執箕箒】🔗🔉

【執箕箒】 キソウヲトル ちりとりと、ほうきとをとってそうじをする。人の妻となること。〔→国語

【箕踞】🔗🔉

【箕踞】 キキョ =箕倨。両足を前にのばしてすわること。無作法なすわり方とされる。▽足の姿が四角い箕ミに似ていることから。『箕坐キザ』「傲然意自足、箕踞於其間=傲然トシテ意オノヅカラ足リ、ソノ間ニ箕踞ス」〔→白居易

漢字源 ページ 3300