【粤犬吠雪】 エツケンユキニホユ〈故事〉見なれないものや、自分の見識の及ばない事がらは、とかく疑ったり、非難したりしがちであることのたとえ。▽粤エツの地方はあたたかくて、ほとんど雪のふることがないため、その地方の犬は、雪がふると、雪を怪しんでほえるということから。柳宗元の「答韋中立論師道書」から。「蜀犬吠日＝ショクケンひにほゆ」とも。

【粤地】 エツチ 広東カントン・広西両省の地方の古い呼び名。特に、広東省のこと。〈同義語〉越地。

【粢】 12画　米部　 区点=6871　16進=6467　シフトJIS=E2E5 《音読み》　シ〈z〉 《意味》 ｛名｝精白してない穀物。 ｛名｝神前に供える穀物。六穀（黍モチキビ・稷キビ・稲・粱オオアワ・麦・まこも）の総称。 ｛名｝米でつくったもち。 「粢醍シテイ・セイテイ」とは、穀物でかもし、赤くなるまで保存した酒。▽剤と同音に読むことがある。 《解字》 会意兼形声。「米＋音符次（ざっと、とりそろえる）」。もと、粗雑なあら米のこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語