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【経伝釈詞】🔗🔉

【経伝釈詞】 ケイデンシャクシ〈書物〉一〇巻。清シンの王引之オウインシ(1766〜1834)の著。ここで詞というのは虚詞(指示詞・接続詞・助詞・副詞など)のことで、本書は古典の中の虚詞約一六〇種について解説したもの。今日では再検討を必要とするが、古典解読には必読の書である。『経伝釈詞補・再補』(清の孫経世)とあわせて利用するとよい。

【絃】🔗🔉

【絃】 11画 糸部 [人名漢字] 区点=2430 16進=383E シフトJIS=8CBC 《音読み》 ゲン/ケン〈xin〉 《訓読み》 いと 《名付け》 いと・お・つる 《意味》 {名}いと。琴や胡弓コキュウなどの楽器のいと。はじいたりこすったりして音を出す。また、それを用いた楽器のこと。「管絃カンゲン」「断絃ダンゲン(いとが切れる→夫婦を琴瑟キンシツにたとえることから、妻に死なれること)」「続絃ゾクゲン(いとをつぐ→夫婦を琴瑟にたとえることから、後妻をめとること)」〈同義語〉→弦。 《解字》 会意兼形声。「糸+音符玄(宙ぶらりの細いいと)」。 《単語家族》 玄(宙づりであいまい)牽ケン(綱をつけて引っぱり、綱が宙にかかった形になる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 〈注〉熟語は→【弦】を見よ。

漢字源 ページ 3390