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【経筵】🔗🔉

【経筵】 ケイエン 天子が経書を学ぶ席。

【経義】🔗🔉

【経義】 ケイギ 経書の意味。経書の道理。「講論経義=経義ヲ講論ス」〔→漢書経書を解釈した書物の通称。

【経業】🔗🔉

【経業】 ケイギョウ 常に定まっている仕事。経学を修業すること。「隠脩経業、杜門不出=隠レテ経業ヲ脩メ、門ヲ杜ヂテ出デズ」〔→後漢書

【経路】🔗🔉

【経路】 ケイロ 通過するみち。物事が経過してきたすじみち。

【経説】🔗🔉

【経説】 ケイセツ 経書に説かれていることば。経書の意義などを解説した書物。

【経徳】🔗🔉

【経徳】 ケイトク 人の守るべき道徳。「経徳不回、非以干禄也=経徳回ナラザルハ、モッテ禄ヲ干ムルニアラザルナリ」〔→孟子徳を守って行いや思想などがかわらない。

【経綸】🔗🔉

【経綸】 ケイリン 天下をおさめること。▽「綸」は、きちんとととのえる。〔→易経〕「逢時壮気思経綸=時ニ逢ヒ気ヲ壮ニシテ経綸ヲ思フ」〔→李白

【経歴】🔗🔉

【経歴】 ケイレキ 年月を過ごす。「経歴久遠期無佗=経歴スルコト久遠ニシテ佗無カランコトヲ期ス」〔→韓愈通り過ぎる。通ってきた道すじ。これまでしてきた仕事や、これまでについた地位。

【経緯】🔗🔉

【経緯】 ケイイ 縦糸と横糸。また、縦横。経書と緯書。いきさつ。物事の根本となる道理。〔→左伝天下・国家をおさめととのえる。「君誠中興主、経緯固密勿=君ハ誠ニ中興ノ主ナレバ、経緯固ヨリ密勿タリ」〔→杜甫〕(6)南北に通ずる道路と、東西に通ずる道路。(7)経度と緯度。また、経線と緯線。

【経験】🔗🔉

【経験】 ケイケン 実際に自分でやってみる。実際にしたり見たりして得た知識や技術。

【経国集】🔗🔉

【経国集】 ケイコクシュウ〔日〕〈書物〉勅撰の漢詩文集。淳和ジュンナ天皇の命令で、良岑安世ヨシミネノヤスヨが滋野貞主シゲノサダヌシらと編集した。827年成立。二〇巻のうち、現存は六巻。奈良時代から平安時代への漢詩文全盛時代の代表作を収録し、作者は嵯峨サガ天皇・淳和天皇・石上宅嗣イソノカミノヤカツグ・淡海三船オウミノミフネ・空海など一七八人。『文選モンゼン』の形式にならって詩と文にわけ、さらに詩・賦・序・対策文に分類している。形式的には七言詩が多く、唐風の影響を知ることができる。書名は、魏ギの文帝の『典論』の「蓋ケダシ文章ハ経国之大業、不朽之盛事ナリ」にもとづく。

漢字源 ページ 3389