【絶妙】 ゼツミョウ このうえなく巧妙ですばらしいこと。

【絶佳】 ゼッカ このうえなくすぐれている。

【絶学】 ゼツガク ガクヲタツ学問をすることをやめる。「絶学無憂＝学ヲ絶テバ憂ヒ無シ」〔→老子〕すたれて絶えてしまって伝わらない学問。

【絶国】 ゼッコク 遠く離れた未開の土地。

【絶版】 ゼッパン 書籍の版をこわして、再び出版しないこと。書物が品切れになったままで、再版しないこと。

【絶命】 ゼツメイ メイヲタツ死ぬこと。〔国〕命が絶えて、なくなる。

【絶海】 ゼッカイ ウミヲワタル海を横切って渡る。陸地から遠く離れていて人によく知られていない海。

【絶垠】 ゼツギン 遠く離れたはて。〔→楚辞〕

【絶後】 ゼツゴ その後に同じようなことがおこらないこと。「空前絶後」後つぎがない。死後。

【絶食】 ゼッショク・ショクヲタツ 食物をまったくとらないこと。

【絶俗】 ゼツゾク・ゾクヲタツ 俗世の事がらから離れ、世間と関係しないこと。世俗のものより、非常にすぐれていること。〔→荘子〕

【絶品】 ゼッピン 非常にすぐれていて価値がある品。〈類義語〉逸品。

【絶迹】 ゼッセキ ＝絶跡。交際をやめてまったく人とあわないこと。またとないようなすぐれた事がら。〔→司馬相如〕

【絶息】 ゼッソク 絶えて終わる。なくなる。〔→史記〕息が絶える。死ぬこと。〔→魏志〕

【絶倒】 ゼットウ 激しい喜び・悲しみのために気絶して倒れる。ころがるほど、ひどく笑う。「間以弁謔毎絶倒＝間フルニ弁謔ヲモッテシ毎ニ絶倒ス」〔→梅尭臣〕非常に悲しむこと。すっかり敬服すること。

【絶倫】 ゼツリン 人なみはずれてすぐれていること。