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【傷】🔗🔉

【傷】 13画 人部 [六年] 区点=2993 16進=3D7D シフトJIS=8F9D 《常用音訓》ショウ/いた…む/いた…める/きず 《音読み》 ショウ(シャウ)〈shng〉 《訓読み》 いためる/きず/きずつく/きずつける(きずつく)/やぶる/いたむ 《意味》 {名}きず。皮膚や肉をそこなうこと。また、その部分。「負傷」「創傷(きりきず)」「火傷(やけど)」 {動}きずつく。きずつける(キズツク)。けがをする。また、けがをさせる。「傷害」「傷人乎=人ヲ傷ツケタルカ」〔→論語{動}やぶる。ぶちあたってきずをつける。「中傷(悪口をいって人をきずつける)」 {動}いたむ。心配する。「傷心(つらく思う)」「行宮見月傷心色=行宮ニ月ヲ見レバ心ヲ傷マシムル色」〔→白居易〕 《解字》 会意兼形声。昜ヨウは、太陽の陽(暘)の原字。傷は「人+音符殤ショウの略体」。傷・殤ともに昜が音をあらわすが、昜(太陽)とは関係はない。強く物にぶちあたってきずつくこと。 《単語家族》 當(=当。あたる)と同系。 《類義》 創ソウは、切りきず。疵シは、ぎざぎざのかすりきず。 《異字同訓》 いたむ/いためる。→痛 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【傷弓之鳥】🔗🔉

【傷弓之鳥】 ショウキュウノトリ〈故事〉一度矢傷を受けた鳥。▽前のことにこりて、おじけづいたものにたとえる。〔→国策

【傷心】🔗🔉

【傷心】 ショウシン ココロヲイタマシム心をいためる。つらく思い、非常に悲しむこと。悲しみ傷ついた心。『傷神ショウシン・傷魂ショウコン・コンヲイタマシム』

【傷生】🔗🔉

【傷生】 ショウセイ 人を傷つける。人の生命をそこなう。

【傷目】🔗🔉

【傷目】 ショウモク・メヲイタマシム 目を傷つける。目をいたませる。▽見て悲しく思うことをいう。

【傷害】🔗🔉

【傷害】 ショウガイ そこない害を与える。けがをさせる。また、けがをすること。

【傷痍】🔗🔉

【傷痍】 ショウイ =傷夷。『傷創ショウソウ』けが。傷。また、けがをする。傷つく。

漢字源 ページ 344