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【翠輦】🔗🔉

【翠輦】 スイレン 天子の乗用するみどり色の手押し車。「望断平時翠輦過=望断ス平時翠輦ノ過リシヲ」〔→李商隠

【翠黛】🔗🔉

【翠黛】 スイタイ 青黒いまゆずみ。美人のまゆのこと。▽もやがかかって青々と見える遠山の形容としても用いる。〈類義語〉緑黛リョクタイ。転じて、美人のこと。

【翠嶺】🔗🔉

【翠嶺】 スイレイ 青々とした山。『翠巒スイラン』

【翠観】🔗🔉

【翠観】 スイカン みどり色の屋根瓦ガワラをふいた道観(道教の寺)。

【翠翹】🔗🔉

【翠翹】 スイギョウ かわせみの羽。かわせみの羽をかたどってつくった婦人の髪飾り。▽「翹」は、高くそりあがった羽。「翠翹金雀キンジャク玉掻頭ギョクソウトウ(いずれも婦人の髪飾り)」〔→白居易

【翠簾】🔗🔉

【翠簾】 スイレン みどり色のすだれ。『翠箔スイハク』

【翠鬟】🔗🔉

【翠鬟】 スイカン 輪型に巻いた、美人のつやつやしいまげ。「憑誰整翠鬟=誰ニ憑リテカ翠鬟ヲ整ヘン」

【翠靄】🔗🔉

【翠靄】 スイアイ 青みを帯びたもや。

【翡】🔗🔉

【翡】 14画 羽部  区点=7039 16進=6647 シフトJIS=E3C5 《音読み》 ヒ〈fi〉 《意味》 {名}はっとするほど鮮やかな色の羽。「翡翠ヒスイ(水辺にすむ小鳥の名。全身に青緑色の美しい羽毛をもつ。かわせみ。雄を翡、雌を翠という。また、宝石の名。光沢のある濃い緑色をしており、装飾品とする)」 《解字》 会意兼形声。「羽+音符非(尋常でない)」。

【翫】🔗🔉

【翫】 15画 羽部  区点=2069 16進=3465 シフトJIS=8AE3 《音読み》 ガン(グン)〈wn・wn〉 《訓読み》 ならう(ならふ)/もてあそぶ 《意味》 {動}ならう(ナラフ)。なれて、角カドがとれる。また、なれて意に介しない。「寇不可翫=寇ハ翫フベカラズ」〔→左伝{動・名}もてあそぶ。手の中でころがす。なぐさみとする。また、もてあそびもの。〈同義語〉→玩。「窓前有竹翫、門外有酒沽=窓前ニ竹ノ翫ブベキ有リ、門外ニ酒ノ沽ル有リ」〔→白居易〕 《解字》 会意兼形声。「習+音符元(=丸。まるい)」。使いなれて、まるく角がとれること。 《類義》 →弄 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 〈注〉熟語は→【玩】を見よ。

漢字源 ページ 3534