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【元帥】🔗🔉

【元帥】 ゲンスイ いちばん上位にいて、人々を率いる人。総大将(軍人)や上卿ジョウケイ(上位の家老)のこと。〔国〕もと、陸・海軍大将で、軍事の最高顧問機関である元帥府に列せられた人に与えられた称号。

【元孫】🔗🔉

【元孫】 ゲンソン 天のりっぱな子孫。孫のうちでの最年長者。長孫。曾孫ソウソン(ひまご)の子。玄孫。

【元配】🔗🔉

【元配】 ゲンパイ 最初にむかえたきさき。▽「配」は、つれあい。本妻。正妻。

【元軽白俗効寒島痩】🔗🔉

【元軽白俗効寒島痩】 ゲンケイハクゾクコウカントウソウ 元[シン]ゲンシンの詩は軽々しくて重厚さがなく、白居易の詩は浅俗で卑しく、孟郊モウコウの詩は殺風景でうるおいがなく、賈島カトウの詩はやせて力がない。唐の詩風を批評したことば。

【元朝】🔗🔉

【元朝】 ガンチョウ「元旦」と同じ。ゲンチョウ 元ゲンの朝廷。

【元徳】🔗🔉

【元徳】 ゲントク 大きくりっぱな徳。〔→書経

【元勲】🔗🔉

【元勲】 ゲンクン 大きなてがらのあった人。『元功ゲンコウ』

【元曲選】🔗🔉

【元曲選】 ゲンキョクセン〈書物〉一〇集。明ミンの臧懋循ソウボウジュン(字アザナは晋叔シンシュク)の編。1616年成立。元の戯曲(元曲という)を一〇〇種集めたもの。当時の戯曲作家がいたずらに歌詞やせりふの華麗さのみを追求して形式主義に陥ったのを批判し、戯曲のあるべき姿を示すために編まれたもの。元代の戯曲を研究する者にとって、欠くべからざる書である。『元人百種曲』ともいう。

【元史】🔗🔉

【元史】 ゲンシ〈書物〉二一〇巻。明ミン代の宋濂ソウレンらが天子の命で編集した、元代の正史。二十四史の一つ。

【元結】🔗🔉

【元結】 ゲンケツ〈人名〉723〜72 中唐の文章家。武昌ブショウ(湖北省武漢市)の人。字アザナは次山。韓愈カンユの古文運動の先駆をなした。『元次山文集』がある。

【元好問】🔗🔉

【元好問】 ゲンコウモン〈人名〉1190〜1257 金キン朝末期の詩人。太原(山西省)の人。字アザナは裕之ユウシ、号は遺山イザン。金朝滅亡後は仕官せず、華北各地を遊歴した。その詩は陶潜・杜甫トホから蘇軾ソショク・黄庭堅と続く正統を継ぐものとして高く評価される。『元遺山集』がある。

漢字源 ページ 373