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【藩司】🔗🔉

【藩司】 ハンシ 六朝時代、州の長官の別名。明ミン・清シン代、各省の布政使の別名。

【藩臣】🔗🔉

【藩臣】 ハンシン かきねのようにとりまいて王室を守る臣下。諸侯や属国のこと。〔国〕各藩大名の臣下。

【藩学】🔗🔉

【藩学】 ハンガク〔国〕江戸時代、藩の子弟を教育するために各藩でたてた学校。『藩校ハンコウ・藩黌ハンコウ』

【藩国】🔗🔉

【藩国】 ハンコク 王室を守るかきねの役をする国。諸侯の国のこと。〔→漢書バンコク 野蛮人の国。また、外国。▽蕃バンに当てた用法。

【藩邸】🔗🔉

【藩邸】 ハンテイ 諸侯の屋敷。〔国〕江戸時代、諸大名が江戸に設けた屋敷。江戸屋敷。

【藩附】🔗🔉

【藩附】 ハンプ 服従して王室の守りとなった国。属国のこと。

【藩府】🔗🔉

【藩府】 ハンプ 諸侯や藩鎮の役所。〔国〕藩の役所。

【藩垣】🔗🔉

【藩垣】 ハンエン かきね。外側の守り。国家の守りとなる諸侯にたとえることもある。▽「詩経」大雅・板の「价人維藩、大師維垣=价人ハ維藩、大師ハ維垣」から。

【藩侯】🔗🔉

【藩侯】 ハンコウ 藩鎮の諸侯。唐代に地方を守り王室を守るかきねの役をした節度使。〔国〕藩の領主。藩主。

【藩屏】🔗🔉

【藩屏】 ハンペイ かきね。諸侯として外側をとりまき、王室を守ること。また、王室の守りとなるべき諸侯のこと。▽「屏」も、かきね。『藩蔽ハンペイ・藩輔ハンポ』

【藩属】🔗🔉

【藩属】 ハンゾク 服従して外側をとりまく守りとなった国。属国のこと。▽清シン代、内蒙古モンゴル・外蒙古・青海・西蔵(チベット)を藩属とした。

【藩溷】🔗🔉

【藩溷】 ハンコン かきねのすみにある便所。かわや。

【藩翰】🔗🔉

【藩翰】 ハンカン かきねと、柱。国家の守りとなるもののこと。▽「翰」は、幹で、太い柱。

【藩儒】🔗🔉

【藩儒】 ハンジュ〔国〕江戸時代、大名に招かれて、その子弟を教育し、政務の顧問役となった儒学者。

【藩鎮】🔗🔉

【藩鎮】 ハンチン 王室を守るかきねとなって地方をしずめるもの。諸侯のこと。地方の守護のために、軍隊を駐屯チュウトンさせておく所。唐代、重要地方および辺境に、都督府や節度使を置き、軍政をつかさどらせた。その各地方をいう。

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