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【蝉】🔗🔉

【蝉】 15画 虫部  区点=3270 16進=4066 シフトJIS=90E4 《音読み》 セン/ゼン〈chn〉 《訓読み》 せみ 《意味》 {名}せみ。せみ類の総称。 {動}声が連なる。また、ことばをつづける。 「蜿蝉エンセン」とは、ぐるぐると回りながら舞うさま。 《解字》 会意兼形声。「虫+音符單(うすく平ら)」。うすく平らな羽をびりびりとふるわせて鳴く虫。 《単語家族》 戰(=戦。上下にふるえる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【蝉吟】🔗🔉

【蝉吟】 センギン せみが鳴くこと。また、その鳴き声。

【蝉冠】🔗🔉

【蝉冠】 センカン せみの羽で飾った冠。『蝉冕センベン』

【蝉紗】🔗🔉

【蝉紗】 センサ せみの羽のように薄い布。

【蝉翅】🔗🔉

【蝉翅】 センシ 薄くて、軽いせみの羽。『蝉羽センウ・蝉翼センヨク』「恩愛等蝉翅=恩愛ハ蝉翅ニ等シ」〔→袁宏道

【蝉蛻】🔗🔉

【蝉蛻】 センゼイ せみがからをぬぐ。また、せみのぬけがら。今までのかたちからぬけでる。世俗を離れ超越する。『蝉脱センダツ』「蝉蛻於濁穢、以浮游塵埃之外=濁穢ヲ蝉蛻シ、モッテ塵埃ノ外ニ浮游ス」〔→史記

【蝉腹】🔗🔉

【蝉腹】 センプク せみの腹。▽空腹にたとえる。

【蝉嫣】🔗🔉

【蝉嫣】 センエン せみの鳴き声のように続いて絶えないさま。

【蝉噪】🔗🔉

【蝉噪】 センソウ せみがやかましく鳴きたてる。多くの人が騒いでやかましい。

【蝉聯】🔗🔉

【蝉聯】 センレン せみの鳴き声のように連なり続くさま。漢詩で、句のはじめを前の句の終わりの語を受けてはじめるもの。

漢字源 ページ 3932