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【読本】🔗🔉

【読本】 ヨミホン〔国〕江戸時代の小説の形態の一つ。江戸を中心にして発達した空想的伝奇読み物。▽儒教的、仏教的な勧善懲悪を主題としたものが多い。トクホン〔国〕国語の教科書。広く、学校で講読に用いる教科書。

【読礼】🔗🔉

【読礼】 ドクレイ・レイヲヨム 礼の書(「儀礼」「周礼」「礼記」など)を読む。親の喪中、礼書の喪礼に関するところを読む。転じて、親の喪に服すること。書物を読んで礼を学ぶ。「其数則始乎誦経、終乎読礼=ソノ数ハスナハチ誦経ニ始マリテ、読礼ニ終ハル」〔→荀子

【読点】🔗🔉

【読点】 トウテン 句点に対して、文の意味をはっきりさせるため、読みやすいように、語句の切れめにつける符号「丶」。▽句点とあわせて、句読点という。

【読書】🔗🔉

【読書】 ドクショ・トクショ・ショヲヨム 書物を読む。また、学問・教養として書物を読む。「好読書、不求甚解=読書ヲ好ムモ、甚シクハ解スルヲ求メズ」〔→陶潜ヨミカキ〔国〕書物を読むことと、字を書くこと。

【読書人】🔗🔉

【読書人】 ドクショジン・トクショジン 読書を好んでする人。インテリ・知識人のこと。

【読書三到】🔗🔉

【読書三到】 ドクショサントウ〈故事〉書物の内容を理解するために必要な三つの事がら。口到(ほかのことを話さず、その書物だけを声を出して読む)・眼到(ほかの事物を見ず、その書物だけを見る)・心到(ほかの事物について考えず、その書物の内容だけを考える)のこと。

【読書百遍而義自見】🔗🔉

【読書百遍而義自見】 ドクショヒャッペンギオノズカラアラワル〈故事〉一つの書物を百回もくりかえして読めば、意味が自然にわかってくる。〔→魏志

漢字源 ページ 4122