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【謝安】🔗🔉

【謝安】 シャアン〈人名〉320〜85 晋シン代の名臣。陽夏(河南省太康県)の人。字アザナは安石。会稽カイケイの東山に隠居し、たびたびの招聘ショウヘイにも応じないでいたが、征西大将軍桓温カンオンに招かれて司馬となり、尚書僕射ボクヤ・中書監などを歴任した。のち、苻堅フケンの軍を破って功績をあげ、太保にのぼり、建昌ケンショウ県公に封ぜられた。

【謝恵連】🔗🔉

【謝恵連】 シャケイレン〈人名〉397〜433 南北朝時代、宋ソウの詩人。陽夏(河南省太康県)の人。一〇歳で文章を書いた。また、書画にも巧みであった。族兄の霊運を大謝というのに対して、小謝といい、謝[チョウ]シャチョウとあわせて三謝といわれる。

【謝小娥】🔗🔉

【謝小娥】 シャショウガ〈人名〉唐代の人。段居貞の妻。盗賊、申蘭シンラン・申春に殺された夫と父のかたきをうつため、男装して申の家に住みこみ、申春を殺してあだうちを果たした。

【謝玄暉】🔗🔉

【謝玄暉】 シャゲンキ・シャチョウ〈人名〉[チョウ]は本名。464〜99 南北朝時代、斉セイの詩人。陽夏(河南省太康県)の人。玄暉ゲンキは字アザナ。宣城の太守となった。五言詩にすぐれ、六朝リクチョウの詩人の第一人者とされる。謝宣城ともいう。『謝宣城集』がある。

【謝在杭】🔗🔉

【謝在杭】 シャザイコウ・シャチョウセイ〈人名〉肇[セイ]は本名。明ミン代の学者。福州長楽(福建省)の人。在杭ザイコウは字アザナ、号は小草斎。博学で詩文に巧みであった。著に『五雑俎ザッソ』『游宴ユウエン集』などがある。

【謝枋得】🔗🔉

【謝枋得】 シャボウトク〈人名〉1226〜89 宋ソウ代末期の忠臣。弋陽ヨクヨウ(江西省)の人。字アザナは君直、号は畳山。畳山先生といわれた。元ゲンと戦って敗れ、元の都で絶食して死んだ。『文章軌範』の編者。

【謝良佐】🔗🔉

【謝良佐】 シャリョウサ〈人名〉1050〜1103 宋ソウ代の儒学者。上蔡ジョウサイ(河南省)の人。字アザナは顕道。程門四先生のひとり。上蔡学派の祖。著に『上蔡語録』がある。

【謝霊運】🔗🔉

【謝霊運】 シャレイウン〈人名〉385〜433 南北朝時代、宋ソウの詩人。陽夏(河南省太康県)の人。学問を好み、文章や書画に巧みであった。また、仏教にも詳しく、自然を好み、山水詩人とされた。康楽コウラク侯に封ぜられたので、謝康楽とも。族弟の恵連が小謝といわれるのに対して、大謝といわれる。

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